向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

都筑→道志みち→山中湖→足柄→246号→都筑:AT

体重:60.2kg、基礎代謝量:1430kcal
外気温:17℃(6時);晴れ
本日の走行距離:186.6km (ave. 24.9km/h),595
今月積算:186.6km、今年積算:1628.8km
4時半起床(睡眠5.5時間)5時半過ぎ出発


今日は家族の好意で終日自転車乗りの許可が出た。昨日のうちに兄様もお誘いし、今日は久々のロングに行くことにした。
今日は疲れて無くても時々ダンシングを入れることにし、その効果を試そうと思っていた。


道志みちで試した結果、予想以上に効果的で脚の乳酸を散らすことができたような気がした。所謂、いんちき走りだが、そうでもしないと兄様について行けぬ。


(今日の練習の詳細は)
  ↓

  • 朝食

ごはん、納豆、もずく、グラノーラを食べて出発。グラノーラは最近、自転車練習前にはよく食べている。
青葉で兄様と合流。

  • 青葉→緑山スタジオ前→尾根幹

前回と異なり、強烈な重機関車(師匠)がいらっしゃらないのでゆっくりとしたペースで進んだ。
朝、体が起きていないのか、わたしは体がスムーズに動かない。
一方、兄様のペースは前回よりも早い。やはり、兄様は前回、よほど調子が悪かったのだろう。
尾根幹もわたしが先頭の時はゆっくりと。兄様が引かれる時は油断すると離れてしまいそうだった。

橋本で数名のローディが我々の後ろに付いた。その直後、兄様のスイッチが入りペースアップ。わたしは付き一。

前回と異なり、ギアを掛けて走ることが出来た。心拍は170〜180bpm。息はゼィゼィ。速度は覚えていないが、帰宅後にPCにダウンロードした記録をみると20km/h後半〜30km/h中盤で走っていたみたいだった。途中、疲れていなくてもところどころでダンシングを10回転程度を入れて足の色々な筋肉を使えるように工夫した。(所謂、いんちき走行)。しかし、これは効果的で脚の乳酸を散らすことができたような気がした。

  • 道の駅どうし→山伏峠

道の駅に9時半に到着。途中の休憩等のタイムロスを除けば3時間走ったことになる。前回と正味費やした時間は同じ。道志みちだけだと今回の方がしっかりと走ったのだが、今回は尾根幹のペースがゆっくりだったからだろう。
休憩後、再スタートするも山伏峠の登り坂で打ちのめされた。10km/h台でほとんどリカバリー走かと思うくらいゆっくり。

  • 山中湖→篭坂峠→国道138号→県道150号

山中湖で写真撮影をした後、御殿場方面に向かった。いきなり、また登り。へこたれそうになるも何とか登って、あとは下るは下る。3時間掛けて上った標高を国道138号→県道150号を使って30分前後で下りた。

  • 足柄駅前(当初予定は県道78号;足柄峠を使う予定だったが)→246号へ

足柄駅前のファミマで補給。ここで12時前。道に迷った。道を確かめようとするもここのファミマに地図が無い。
店員のおじさんに道を尋ねると、正面の峠を通る道(これが当初計画の県道78号だった)or 国道246号を使う2通りとのこと。迷いつつも目前の峠にひるみ、国道246号を使った。

  • 足柄→小山→(国道246号)→厚木

国道246号を使って厚木に。前半はわたしが引き、兄様は「もう脚が限界」とのこと。しかし、兄様がひとたび前に出ると付いていけなかった・・・・

  • 厚木で休憩→246号

厚木に13時前に到着。コンビニでおにぎりを補給。
246号を進むとタカダレーシングの集団にパスされる。続いて名前は忘れたどこかのチーム数名がパスして行った。
後ろをみるとそのチームのメンバーが数名残っていたので、先行部隊に合流させてあげようと、疲れていた体に鞭を打ち、一生懸命引いた。先行部隊に追いつき、後ろを見ると、後ろのチームメンバーの方は付いてきていなかった。。。。

  • 246号、青葉手前の最後の登り

青葉手前で残すところ、あと2つの登りを残すだけになっていた。
兄様は「疲れた〜」と仰っている。
わたしは最後までギアを掛けようと決心し、一つ目の坂を登っていたら、横から兄様がダンシングでパスして行かれた。これを見て、わたしもダンシング。珍しく差し返すことが出来た。
そのままわたしが先頭。少しペースを落とし息を入れた。
残すはヤマダ電機前の長めの上り坂のみ。坂に近づくにつれて、後ろに居られる兄様のオーラが強くなってくるのを感じた。
「きっと、兄様は最後の坂で勝負を掛けてくるはず。なんとかせねば」
兄様の方がわたしより登りは強い。兄様は長く良い脚を使って、いつも坂の後半にわたしをパスする。わたしはどうしようか考え、坂の入口からスパートをかけ、前半で貯金を作る作戦とした。
(アプローチ前からペースを上げると兄様も付いてくる、更にスパートの効き目も弱くなる。)
そう思って、坂の手前のアプローチは通常どおりのペースに敢えて押さえ、坂に入るや否や、シッティングでもがきを開始、直ぐに今日始めての攻めのダンシングで二段ロケット(弱いけど)を使用。
ポラールのメーターを見ると53km/h(自社比で今期の最高速。但し強烈な追い風)を記録。
(これなら兄様に精神的なダメージを与えたに違いない。行けるかも)


と思いつつも直ぐにロケット用の燃料が枯渇。視界も狭くなってきた。
思えば人間のもがきは40secが限界と聞いたことがある。
(しまった。失敗したか?差される?)
と思いつつも振り返らずに最後の一搾り。もはや乾いた雑巾を更に搾る状況、何も出てこない。
しかし、前半のスパートの作戦が会心の一撃だったらしく、なんとか逃げ切った。
という姑息な手段を用いてしまった。兄様、申し訳ない。

  • 帰宅後

走行距離を確認すると残念にも200kmに届かず。
しかし、大満足な練習だった。兄様に多謝。