向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

東京優駿 勝馬:ロジユニバース

東京優駿といえば、2006年の東京優駿の時を思い出す。なんてったって肺気胸で入院中。手術後のトロッカ(胸に差すドレン管)を病室の病院のベットの上で東京優駿の放映をテレビで見ながら抜いてもらったから。
あの時はわたしのPOG指名馬のアドマイヤメインを応援していた。
あの時、テレビを見たあとで、当時のわたしの主治医にトロッカについていろいろと話していた。
主治医は胸腔(?)外科部長で将に白い巨塔的な人だった。説明の一言一言が重みがあって、説明も詳しかった。いろいろと説明してくれたが、医学についての知識はあまり無いので、説明が良く分からなかったこともあったが、「まぁ、この先生に任せておけばなんとかしてくれるだろう」という安心感があった。
そんな先生になにかツボをついていて、しかもちょっと難しい質問を偶然にもわたしがしてしまった。その時の白い巨塔先生からの返答が、
「医学というのはね、何が起きるか分からない事も有るんだよ。科学とは違うんだよ。工場で物を作るのとは違うんだよ。だから医学というのはおもしろいんだよ。」
という返答だった。いきなり根性論がでてくるとは、、、


そして、最後に
巨塔曰く「この病気はなる時には何をしててもなる。ならない時は何をしてもならない。なったら仕方ない。その時、私が現役ならばまた私が治してやる。」
と言われた。この言葉が未だに胸の中に残っている。


そんなことがあったことを毎年ダービーの時には思い出す。あの時の競馬仲間や自転車仲間のお見舞いも有り難かったなぁ。


で、今年のダービー。昨日、競馬仲間の先輩(通称、田舎部長)とロジユニの単勝は美味しいなぁと話していた。しかし、、、馬券は結局買わなかった。残念。
今週末はその競馬仲間と府中で再会。とっても楽しみ。