向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

都筑⇔皇居LSD 85.2km (ave. 25.2km/h)

体重:58.8kg
本日の走行距離:85.2km (ave. 25.2km/h),C40HP
今月積算:180.6km 今年積算:838.7km

4時半起床(睡眠5.5時間)
6時出発


本当は三浦半島一周+マーロウのプリンと行きたかったのですが、午後から妻が用事があるということなので皇居往復のLSDにしました。
朝食は普通にご飯と納豆。冷蔵庫にバナナとほとんど見分けがつかない、スイーティオがありました。違うのだろうか?と前から気になっていたので食べてみました。





やはり、バナナでした。わたしには違いが分かりません。


そして出発。もう5時過ぎには明るいのでライトを外しました。
ちょっと信号が多いのが珠に傷ですが、順調にLSD
そして皇居に着きました。皇居で数周周回し、帰ろうと思っていました。
1周した後、皇居正面で私の横をTIME VXRに乗った長身、細身のライダーが私を抜いていきました。
その数分後、その細身のライダーから私は深い衝撃を受けることになろうとは、その時は思ってもいませんでした。


(続きです)
私の横を細身のライダーが通って行った時、LSDと決め込んでいた私の心に
(パチッっと)






   ちょっとだけ、火がつきました。


(私)「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの性能とやらを」


TIMEなんぞにCOLNAGOが負けてなるものか!(P-kariさんすみません)
と追撃に入りました。

TIMEの方のペダリングはスムーズでした。しかし私もギアを上げていき、追走。じわりとじわりと差を縮めていきました。(ニヤリ、放牧明けなので疲れはないぜ〜)
皇居周回の裏側は3%前後の緩やかな上りです。1周目はシッティングで25km/h程度でゆっくりと上った坂です。
そこで、TIMERの方はダンシングに入りました。
私はシッティングだったのですが、着いていくには120rpmを超えても無理でした。
わたしもダンシングに切り替えました。しかし、見る見る離されていきます。ギアを上げ、次にダンシング時の車体の振れを修正しました。
千切れそうになりました。
そこで、Kona兄様の「足は折れても心は折れん!」のお言葉が頭の中を駆け巡りました。
食らいつきました。


TIMEの方が進路変更のために後ろを振り向きました。目が合いました。
TIMEの人がちょっとだけアタックをかけてきました。


(私)「ええい、連邦軍モビルスーツは化け物か?これだけの攻撃でも」


私の魂はボワッと










 完全に燃え上がりました。

フロントもアウターに入れました。52×16くらいで33km/hでのダンシングです。今までかつて上りで一度も経験したことがないダンシングです。しかも1周目よりも8km/hも早い速度で上りました。


そして、またまた食らいつきました。
TIMEの方がシッティングに変更しました。
(ニヤリ、食らいついたぜ。)



信号を曲がり、今度は2%弱の緩やかな上り。そこでTIMEの人がまたまたダンシング。しかも今度は前よりも強いロケットアタック付きでした。
剃刀のような切れ味!ディープインパクト級でした。あっと言う間に飛んでいきました。


(私)「くっ、このモビルスーツは1発で戦艦を沈めるだけの破壊力を持っているのか!」


しかし、視界からは外さず、なんとか上りきって今度は下り、
またまた、TIMEの方がアタックでした。


(私)「い、一撃で、一撃で撃破か。なんということだ、あのモビルスーツは戦艦並のビーム砲を持っているのか」



しかし、これがなんとも美しい。
完全なるポジショニング、素晴らしいペダリング。もう美しいのなんのって。Formulaの走りでした。
私に二度目のディープインパクトを与えながら、飛んでいかれました。


あの方はBR級であることは間違いない。そんな方の後ろでBR級のアタックを体験できて今までにない感覚を覚えることができました。
上りではほんの数分でしたが初めてダンシングとはこれだ!というダンシングを体験することができました。
下りではこのポジションでこのペダリングだ!ということを見せてもらいました。
見てみろ!これがレーサーだ!といわんばかり。
TIMEの方は素晴らしいお手本(先生)でした。
(思えば、あの何回かのアタックはTIMEの方にとっては普通の走りだったのかも)

感激しました!日曜日の午前8時、皇居周回。今度も行ってみます。