向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

シマノ鈴鹿 マスター30+、サイクルマラソン 66.2km (ave ?)

体重:未計測
本日の走行距離:66.2km (ave ?),DREAM
今月積算:358.7km

今日はシマノ鈴鹿に参戦。はたして付け焼刃朝錬の効果は?
マスター30+とサイクルマラソンに登録
前者は同じ組にMS97のHかるさん、N西さん、Nがやさんがいる。
後者はK隊長と。


結果
マスター30+:トップ集団最後尾でゴール、65位、トップから18秒遅れ、ave.39km/h
サイクルマラソン:前レースの疲れを癒すまもなくスタート。こちらはレースにならなかった。


マスター30+のわたしの組は130名。初めての鈴鹿なので100位以内を目標としていた。
しかし、付け焼刃でも朝錬の効果はあったのか?
トップ集団になんとかしがみついてのゴールだった。
詳細は後術。


レース参戦までの経緯は
それまではいつも、わたしは鈴鹿に行っても応援のみ。
レースに出る自信と実力が無かった。
しかし、私が尊敬する人の一人、今中大介さんが著書

今中大介のロードバイクバイブル

今中大介のロードバイクバイブル

の中で記した
「ロードレースはレースに出てこそ面白い」との言葉を受けて以降、早く出たいと思っていた。
幸い、今の住まいは三重県鈴鹿サーキットを擁す好ロケーション。転勤で異動になる前に参加しておかなくてはと思い、今回、参加を決意した。




(続き)
わたしのマスター30+の実況


集合地点にて、心拍はすでに110〜120。緊張している。わたしは何かとプレッシャーに弱い。
スタート前、ゼッケン順に並ぶ事になっている。わたしは100番台、同組の参加者は130名なのに、私の後ろには数名しかいない。しまった、既にポジショニングに失敗。まぁ、初めてだし、前にせせり出て迷惑をかけるのは止めよう。
スタート!、みんなダッシュ。はぇ〜。わたしもロケットスタートで30人は抜いたな。
シケイン過ぎてスプーン⇒ヘアピンまで、抜きつ抜かれつ。一応、トップのprotonについている。先頭付近に我がMS97の精鋭2名が見える。(あれ、Nがやさんはどこだ?)わたしは集団の中に入りたいが、まだ、このポジションではだめだ。上に徐々に上がりたいので集団外端にいた。
S字⇒第一コーナー、そのまま。
ホームストレート、ポジションまだ決まらず。更に上げる。
(2周目)
スプーンを過ぎた頃、Nがやさんにやっと追いついた。そのまま、protonにへばりつく。
第一コーナーかどこかで、Nがやさんを見失う。
(3周目)
ホームストレート、苦じ〜。しかし、ここで止める訳にはいかぬ。ここで止めては朝錬の神様に失礼だ。
シケイン後、まずい、protonから離されてしまった。捕まえなくては!単独で追いかける。
西ストレート、単独で追いかける。視界にprotonは見えている。そんなには離れていない。後ろを見ると、私の後ろに一列が出来ている。



「ちょっと、ちょっと、わたしは初めての参戦。初心者だっつ〜の。」 ヽ(´o`; オイオイ



ヘアピン手前、



「げ、、、心拍が185だよ〜。スプリントできんのか〜。出来る訳なし」



しかし、心拍をレッドゾーンに入れて、やっとprotonに追いつく。あ、Nがやさんが居た!
ヘアピン後、protonペースアップ!Nがやさんもペースアップ。少し千切れかけ。
テグナー、大外まくりでprotonに復活。


「心拍きつい〜」 (- -,)グスン


ダンロップカーブを過ぎた頃、無念にも千切れかけていく私、、、そこに驚くべき事態が。
ギャラリーからの声援だった。誰が叫んでくれたのか見る余裕は無かったが、明らかに私に対しての声援だった。


「千切れるなー!もう直ぐゴールだー!集団から離れるなー!」   (o゚◇゚)ゝォォオオオイイイィィ!!


これは有りがたかった。
体の中の残りわずかな燃料に火がついた。
集団にしがみついた。
第一コーナーで頭が酸欠になってきた。
「Finish」の看板が凄く遠くに見えた。
しかし、無我夢中。
なんとか先頭から18秒遅れ、集団最後尾でゴール。

バイクが今以上に面白くなった瞬間でもあった。朝錬、続けねば。