向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

長女、高校合格

良かった、最高の知らせでした。長女が高校に入学しました。しかも数年前の私の予想を超えた結果。
どこの高校かは、拘りは無いのですが、ただ勉強をする雰囲気が高い高校に行って欲しかったので、今回の結果は大満足です。


娘は本当に良く頑張りました。引っ込み思案の性格だったので、小学校時代はお塾なるものには行かず、寧ろ人間性を勉強して欲しいと横浜の器械体操クラブを選びました。どうやら、そこで良い物を吸収してきたようです。中学校から塾に行って勉強していました。通知表を見る限りではどちらかと言えば良い方の成績で中学は過ごしていたようです。
いつの頃か夜遅くまで勉強していて、数か月前には、A4サイズの紙に「明日はこれこれを勉強する」とかいろいろと目標を自分で決めて、紙に書いて、それを机の上に貼っていました。凄い、これ社会でいう目標管理。Management by Objectiveじゃないですか。なかなか社会人でもこれをやっている人は少ないと思う。いい習慣を覚えたなぁと感心していました。この方法は忘れないで欲しいですね。努力していましたね。見る限り。


わたしが今年、気をつけていたのは、勉強する雰囲気にする事、娘に苦労しているのは自分だけだと思わせないこと。この二つは凄く気をつけていました。ですので、自転車のレースも今年は控えました。万が一、怪我でもすると余計な心配を家族にかけてしまうので、万が一のリスクも取らないようにしていました。
私は単身赴任なので、普段の娘の様子は細かくは分からない状況でしたし、たまに帰った時には勉強しているようだったので、とやかく言う必要はないなと、ほとんど何も言いませんでした。
私が外乱になってはいけないので、試験の一月前からは帰省も止めました。季節がらインフルエンザウィルスを持ち込んでもするとえらいことですし。とにかくこれまでの娘の努力を無駄にするようなリスクは可能な限り排除するように努めました。
がんばれも激励もしない。頑張っている人に頑張れって言う必要はないです。分かってるわで終わるだけで効果は期待できませんから、黙って見ていることとしました。
受験が近づいてきたら、病気にならないかとか、焦って平常心を乱さないかとか、いろいろな心配がありました。でもぐっと我慢していました。
試験の数週間前からは、なるべく試験中のストレスを無くすことを考えて、わたしが受験のときに気をつけていたことを数点だけ伝えました。
試験の前の前の週に、「普段使っているシャーペンと同じシャーペンを2本と普段使っている消しゴムと同じ消しゴムを1個を準備して、別の筆箱に入れておけ」。もしも家に無かった時でも調達できるように2週前の土日の前に伝えました。当日、筆箱が無い、、、ってことで焦る事がないように。
試験の数日前に、「試験の日は名前と受験番号を一番最初にゆっくりと書け。1分でも2分でも時間をかけて良い。確実にこれだけは書いておけ」。
落ち着かない人に落ち着けと言っても無駄なので、自然と落ち着く具体的な方法を伝えました。
これで無事スタートさえ切れれば、落ちてもそれは娘の実力なので、ただ、普段通りの状態で受験できることをずっと願っていました。
実は、合格の報告があるまで、娘がどこの高校を受験したかは知りませんでした。知ろうとも思いませんでした。単身赴任のわたしが聞いた所で的確なアドバイスも出来ないし、聞いた所で不合格が合格になる訳もなく。結果だけ聞けばいい、誰かが話したくなったら自然に話すだろうと思っていました。結構、周りからは不思議がられましたけど。


かみさんにも感心してます。ここまで良く娘を導いたなと。時々、感心するような経営者的な発言や行動があるんだよな。参るわ。。


今年度の我が家のエースは娘だったので、成果が付いてきて、とにかく良かった。
でもこれは当然ゴールではなくて、やっとon your mark
次も楽しみだから油断しない様にね。