向かい風が当たり前

【Give me a minute, I'm good. Give me an hour, I'm great. Give me six months, I'm unbeatable.】 and 【Every time is a big moment.】

自転車フォーム 腰の角度

練習を早々に切り上げたのは途中で自転車のフォームチェックをしてもらいに、近所のマークスさんに行こうと思ったから。マークスさんはtrek5200さんに教えていただいたスポーツ整体院。
カイロプラティックと自転車ライディングフォームのカウンセリングで計150分。丁寧に教えてもらった。
わたしの備忘の為に内容を以下に記載。

★普段の直立時の姿勢チェック

右側の骨盤が前に出ていた。横から見るとやや前傾。体の前の筋肉が硬くなっていてバランスが崩れていた。
片足で軽くスクワットをすると右足が軸の時にぐらついていた。左足が軸の時はスムーズ。右側の骨盤が前に出ていた為。直立時には体がやや左に傾いていた。

ペダリング

右は引き脚は使えていた。しかし、右側の骨盤が前に出ている為に引き脚時に膝が外に出て、その後、踏み脚の時に膝が内側に入って来ていた。右側の腰がぐらついており、上半身がぶれていた。
左は引き脚をあまり使えていなかったが、膝の動きは真っ直ぐ上下しており、割と良い動き。若干のアンクリングが出ていた。
脚の後ろ側の筋肉が使えていなかった。骨盤が後傾していたから。

★腰の角度

事前にtrekさんに話を聞いていたので、自分では骨盤を昔より立てていたつもりだった。だけど、それでも全くダメ。思いっきり骨盤は後傾していた。
後傾しているときはお尻の筋肉が緩んでいて、脚に力が十分に伝わっていなかった。

★カイロプラティック

背骨と首の位置を矯正。骨盤の右側前、右足前を柔らかくした(らしい)。
ストレッチは右足前側と左足後側の筋肉を伸ばすと良い。ストレッチ方法を教えてもらった。

★ライディングフォーム

骨盤の付け根から前に倒すくらいが丁度良い。かなり前傾で腰から上半身が潰れているのではないかと質問したくらい。先生曰く、プロは背中の筋肉も発達しているので、上半身が湾曲(つまり雑誌でアーチが出来ていると表現されいる形)しているように見えるとのこと。
骨盤を付け根を指で押さえて、その指がズブズブと体にめり込んでいく状態で丁度良い。その状態でおへその下から恥骨の上に掛けての腹の筋肉を縮める。この部分の筋肉が前に出すぎると腰が反ってしまって良くない。
これによって、脚の力を上や横に逃さないでペダルに伝えることが出来る。
以前よりもかなり頭が低く、前に来ている。ハンドルが近く感じる。ブラケットよりも下ハンを持っている方が楽(そういえば、最近は下ハンが遠くに感じていた)。
上手くフォームが出来ていると腰の下からお尻の後ろの筋肉が固くなっていることが分かる(以前のフォームだとこの筋肉が緩んでいた)。

(フォームのチェックポイント)

  1. 骨盤の付け根から前に倒すこと。骨盤の付け根に指を当てて前に倒していくと指が体にめり込んでいく倒し方。
  2. へその下から恥骨の上にかけてのお腹の筋肉を縮めること。ここを前に出してはいけない。
  3. 背面の腰の下からお尻にかけての筋肉が硬くなっていること。
  4. 結果として頭が低く前に来る。ハンドルが近くなってブラケットよりも下ハンを持つ方が楽な位置になっていること。

このフォームだと数年前にシマノ鈴鹿で野寺っち選手から、「山を登るときは胸を起こして懐に余裕を持たせるフォームが良いですよ」と教わったフォームと全然違う。このフォームでも酸素が上手く入っていくのだろうか?疑問はあるが、当面は今日教わったフォームで乗ってみるつもり。